認知症の介護で苦労すること
認知症の人には介護が必要になることもあります。
軽い状態であれば物忘れが少し進行した程度で、自分のことを自分で行う事が出来る場合も多いですが、症状が進んでくると記憶だけではなく、判断能力や実行能力も低下してきてしまいます。
こうなると自分のことを自分で行う事が難しくなってしまう場合もあります。
認知症の介護についての理解が進んできていますが、実際に自分の家族の誰かが認知症になってしまうと、身体的な面だけではなく精神的な面で多くの苦労を抱えてしまうことが少なくありません。
精神的な面での辛さとしては、それまでと同じように関わる事が難しくなってくるということです。
これは症状の個人差が大きく出てくることも少なくないのですが、家族のことがわからなくなってしまったり、家族ではない親しい人のように接してくることもあります。(認知症になってしまった人がかつてお世話になった人や、友人などのような人)
これに関しては介護をしているほうが合わせていくことがある程度必要であり、慣れるまで精神的な負担になってしまうことも多いです。
周辺症状などが出始めてしまうと、それに対する対策を考えておく地域の人との連携が必要になってきます。
その対策を考える、連携を作っていくという過程も大きな負担になってしまうことが多く、人によってはストレスに感じてしまうこともあります。
介護というと身体的な負担が大きく取り上げられる事になりますが、実は精神的な負担というのもかなり大きくあると言えます。
特に認知症の場合には、一人での介護には限界があり、より多くの理解者が求められる事になるでしょう。
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