認知症ケア専門士とは
認知症ケア専門士というのは日本認知症ケア学会によって認定される資格になります。
認知症をケアする専門の資格として、知名度も大きくなりつつある資格であり、学会の資格ということもあり、取得する際の難易度もそれなりに高いものになっていると言えるでしょう。
そのため、認知症に対してより深い理解を示しておきたいと考えている人向けであり、仕事のため、というよりも認知症のより深い勉強のためという意味合いが強くあると言えます。
受験対策講座というものがあるように、事前のしっかりとした勉強が必要です。
資格をとるためにはまず、3年以上の認知症ケアの実務経験を積んでいくことが必要です。
そしてその後、一次試験を受けていきます。一次試験はマークシート式となるのですが、認知症の基本的なことをテストとして確認していきます。
その一次試験を通過した人が、論述、面接による二次試験を受けていくことになります。
今年度の認知症ケア専門士認定試驗の二次試験は2014年11月30日(日)に開催される予定です。二次試験の申請期間は2014年8月20日(水)から9月25日(木)までとなっています。
この二つを突破して、始めて、認知症ケア専門士として登録をすることができるようになります。
この資格は、取得すればそこで、一生使えるというものではありません。講座や論文などで、単位を取得していかないと資格の更新をすることができず、資格を失ってしまいます。
5年以内に30単位以上と条件が決まっているので、認知症に関する仕事をしている人でないとなかなか単位取得は難しくなっていくでしょう。
認知症ケア上級専門士という資格もあり、認知症ケア専門士を取得してから目指す事もできます。
>>介護の現場へ就職するならコチラのページへ