認知症サポーター

認知症に関する資格としては専門性を大きくするための資格と、一般の人が認知症の人に興味をもつための資格があります。

認知症サポーターは、一般の人が認知症の人へ理解を示す、興味を示すための資格であると言え、地域ケア政策ネットワークによる認定となります。

地域で認知症の人を支えようというのが大きな目的であり、認知症サポーターの人数というのは今では400万人を超えていることになります。

この認知症サポーターになるためには、認知症サポーター養成講座を受けていくことが必要です。

どのような場所で実施されるかというと、各市町村によって変わってくるのでしっかり確認しておく必要はあります。講座の内容は基本的にどの場所でも同じだと言えるので、一定の知識を蓄えていくことはできるでしょう。

非常に奥深い専門性を身につけることができるというものではありませんが、認知症の症状やその支援のあり方、認知症サポーターとしての展開の仕方など、幅広い知識を身につけることができるようになっています。

認知症サポーター講座の講師役となる、キャラバンメイトを育成するための研修というのもあるので、サポーターからのスキルアップとして受けていくこともできます。

認知症サポーターの受講費用は基本的には無料となるので、非常に気軽に受講できる講座となります。

認知症に興味を持ち始めた人、将来認知症の人に関わる仕事をしてみたいと思う人にとっては良い入門資格になることでしょう。

また、ボランティアとして活動していきたいと思っている人にも適した資格であると言えるでしょう。

▼認知症の予防には脳ドックの受診も有効です。
＞＞「脳ドックの基礎知識」