アルツハイマー型認知症とは
アルツハイマー型認知症は、脳の萎縮によって起こってくると言われています。
脳が萎縮する事のデメリットというのは人体において非常に大きな影響を及ぼし、人格の変化、行動の変化など、日常生活の中でもその大きな変化に周囲の人は戸惑ってしまうこともあります。
アルツハイマー型認知症はゆっくりと進行していくのも特徴です。治療をする手段というのは今の医学ではないのですが、症状を遅らせる、支障がない程度にしていくことは十分可能であると言われています。
アルツハイマーを段階的に見ていくと
・非常に初期、もしくはアルツハイマーが発症する寸前の段階
⇒軽度な物忘れで、アルツハイマーだと気付かない事が多いです。
・初期段階
⇒少しずつ症状が進んできて、物忘れというよりも記憶全体に何か問題があると思える次期になってきます。時間や、場所などに対して知識や判断が曖昧になってきたり、記憶がスムーズにできなくなってきます。この段階で気付けばまだ早期発見になります。
・中程度期
⇒ここまでうるとアルツハイマーとしての症状が顕著に出始めます。失行と呼ばれる行動障害が出てきたり、視覚に関して問題が出てくることも多くなります。日常生活の中で支障が出てくる場面が多くなり、本格的な介護が必要になりはじめる時期でもあります。
・末期
⇒人格的な変化が大きくなり、感情における問題も大きくなります。食事や排泄などの行動、機能に関しても問題が出てくるので、介護は必須になります。運動機能の低下も著しい場合があり、自力で動くことがかなり難しい状態になっていることも少なくありません。
中程度期から末期にかけては認知症の人の身体機能に大きな変化が訪れていきます。認知症の症状だけにとらわれずに、健康面にも配慮が必要になってくるでしょう。
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