脳血管性認知症

脳血管性認知症

脳血管性認知症とは、脳血管に関わる脳の病気、脳卒中などが原因として存在する認知症になります。

 

そのため、治療をしていくということを考えると、認知症に対する治療というよりも、脳血管障害に対しての治療がメインになっていきます。

 

脳血管障害では、いきなり強い症状に襲われたり、いきなり自分の体のコントロールが利かなくなることも珍しくありません。それに伴って脳血管性認知症などの症状が出てきてしまうこともあります。

 

これらは脳内で起こっている異常が原因で起こる事になるので、その原因を取り除く事で症状を緩和させていくことはできると一般的には言われています。

 

そのため脳血管障害がどのようになっているかによって、初期の症状は変わってくることになり、またその後の経過も症状によって、または個人によって大きく違ってきます。

 

脳血管で障害のある部分というのは、脳の機能が不十分になるため、その脳が担当している機能というのは身体的にも、認知的にも十分に発揮されなくなります。排尿障害や、ろれつが回らなかったり、運動機能障害が出てくることもあるでしょう。

 

しかし脳血管障害に対して治療をしていくことで、認知症と同様に解消していく、軽減していくことも多いです。

 

認知症へのアプローチというよりも、原因の解消、そして身体機能、認知機能面へのリハビリが主に治療では重要になっていきます。

 

注意すべき点としては、脳血管障害というのは、誰しもなる可能性があるということです。特に高血圧の人や、心筋梗塞などを起こした事がある人は、脳血管障害のリスクは高くあると考えておいたほうが良く、定期的な検査をしていくことをおすすめします。

 

▼認知症の予防には脳ドックの受診も有効です。
>>「脳ドックの基礎知識

 

▼こちらは参考資料です
>>認知症改善ケアプログラム 〜自宅で認知症を緩和させる初公開のプログラム〜

 

▼こちらは転職情報です
>>介護の現場へ就職するならコチラのページへ

スポンサードリンク

page top