若年性認知症
認知症というのは高齢者だけの症状であると理解されている時代もありました。
しかし現代ではそのようなことはなく、むしろ若い人であっても認知症になってしまうことがあることが大きく注目されています。
それは「若年性認知症」と呼ばれ、通常の認知症とは区別されていることになります。
ただ若年性認知症というのは年齢で区別されるだけのものであり、症状などで区別されるものえはないことは知っておいたほうが良いでしょう。
若年性認知症は、18歳以上、そして65歳未満の人に限って活用される言葉になります。これ以外であると、若年性という言葉がつかず、認知症というように言われます。(50歳代、40歳代で使われる事が多くあります)
そのため若年性認知症と言われる中にも、アルツハイマー型や、レビー小体型の認知症は存在します。
例として挙げれば、50代でアルツハイマー型認知症が発症していけば、それは若年性認知症と呼ばれることになるのです。
治療や経過というのはどのような認知症になっていくのかによって変わっていきます。
比較的原因がわかりやすい脳血管性認知症であるのか、原因が不明であることが多いアルツハイマー型認知症などであるのかによっても大きく経過は変わっていくでしょう。
若年性認知症というのは実は、個々最近ではなく、昔から、多くの人がいたのではないかと考えられています。
高齢者が認知症になるのと、若い人が認知症になるのとでは、同じ症状でも「社会的な影響力」が大きく違ってきます。
働き盛り、一家の大黒柱が、認知症になってしまうことがあるとそれは家庭的にも経済的にも、大きな打撃になり、非常に生活に影響を与えてしまうことになるでしょう。
このように、高齢者とは違うリスクが若年性認知症には潜んでいる事になります。
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